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落とし文と地獄の釜のフタてなんや?自然観察ウォーク

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課長の花暦。

泉南市と岸和田市をつなげての後篇は次回予定で・・・・。

 

4/29(水)神於山で、自然観察ウォークが実施されました。

「きしわだ自然資料館」と「NPO法人神於山保全くらぶ」との共催事業です。

 

IMGP4367

 

きしわだ自然資料館の岡本館長と保全くらぶスタッフの他、

30名程度のパーティーで、愛彩ランドを起点に10時~15時までたっぷりと楽しみました。

 

 

170号線を南下し、神於山に入って行きます。

 

 

お迎えしてくれたのは「藤」圧倒されます。

 

IMGP4380

 

道中、これはね、あれはね・・・と、

よく見るいわゆる「雑草」についてもお話しされる、岡本館長や保全くらぶスタッフの、

興味深い話に、私も「へぇ~」連発でお勉強。きっちりとメモしておかないとね。

 

 

 

途中でこんなのもあって、

 

IMGP4375

 

石谷川にかかる北阪橋。

昭和42年3月竣工なので、大将軍橋と同じ42年式標準デザイン。

 

 

 

で、面白話をいくつか、

これは「キランソウ」で、別名はなんと・・・ジゴクノカマノフタ。

さぞかし怖い由来かと思いきや。

 

 IMGP4384

 

キランソウは生薬にもなり、生薬名は筋骨草(きんこつそう)。

これで「病気を治して地獄の釜にふたをする」からきているそう。ええ話やん。

 

 

 

こちらは「オトシブミ」

江戸時代に、他人にばれないように手紙を道端に落とし、

他人に渡したという「落とし文」から来ている・・・道に落ちてるこれ。

 

IMGP4397

 

きれいに葉っぱが折られている。

 

 

この「落とし文」をせっせと木の上で作っては、路面に落とすのがオトシブミ科の昆虫。

この葉を広げてみると、もっとも内側に卵が1個だけ生みつけられているらしい。

(私は、広げなかったけどね・・・)

 

で卵からかえると、オトシブミの幼虫はこの葉を食べて育つという。

なんとも合理的で無駄のない仕組み素晴らしい。上だけでなく、下もみて散策してね。

 

 

 

展望台もいったよ。ちょっと天候が残念。

 

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チビッコ達に大人気は「大クスの広場」での木登り。

 

IMGP4393  IMGP4392

 

 

 

保全くらぶ員でクリーニング屋さんで、苔大好きな泉原さんは、

昼休みに限らず、いつも子供たちに大人気で。

 

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あ~面白かった。次いつあんの?来る来る、楽しみ!!!!

 

 

テンションあがりっぱなしで、解散。

次回は6月です。日程等はこちらでも案内する予定ですが、岸和田市HPなどもチェックしてね。

 

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 「設計課長」でした。

 


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